【AI★コワイ!】AI怖いっていうセリフって?【ちょっとした克服法】

AI★コワイ!?

初めて会う人とAIの話をすると、高確率で返ってくる言葉がありますよね。
「AIって、なんかコワイ!」
まるで決まり文句のように、眉をひそめながら、昨日も親戚のおばちゃんに言われました・・・。
映画やニュースで見た「暴走する人工知能」のイメージ、個人情報がどこかへ吸い取られる恐怖、仕事を奪われる予感…。
そうした感情がひとまとめになって、「AI★コワイ!」になる。

ワタシは「AIエバンジェリスト」(※いつからそんな名前になったんだよ!)として、この言葉を聞くたびに「よし、今日はおばちゃんのコワイをどう安心に昇華させようかな?」とスイッチが入ります。
なぜなら、この「コワイ」は、たいてい本当の恐怖ではなく、「未知への不安」でしかないんです。(AIもそういってました!)
人は分からないものにラベルを貼って距離を取る。
しかし、そのうち一度中身を知ると、その距離は驚くほど縮まりますよね。初めて自転車に乗れるようになったときのように。

「触ってみたら…あれ?」

ある商店の会議で、商品の紹介文を作る話になりました。
そこにいる数人はAI未経験。やっぱりAIの話をすると年齢関係なく「AIコワイ」「乗っ取られる」「仕事なくなる」といいます。
ワタシがノートパソコンを開き、質問文を入力してみせると、あっという間に商品説明が整った。
おまけに、SNSに使える短いキャッチコピーまで。
会議室の空気が変わる。
「こんなに早くできるの?」
「文章がちゃんとしてる…」

最初に「AI★コワイ!」と言っていた人も、しばらく黙って画面を覗き込み、やがて小さく笑っていました。

こういう瞬間が何か壁のようなものが一気に音を立てて崩れていってステージクリアのような光が見えます。
警戒していた人の表情が、興味に変わる。
ここがほとんどの「第一の障壁」で
つまり、「よく分からないからとりあえず避ける」という防衛本能になります。

情報の渦に飲まれる壁

次の壁は、情報が多すぎること・・・。
ネットを開けば、毎日のように新しいAIツールや活用法が飛び込んでくる。(GPT-5もでましたね!)
「どれを選べばいいの?GPT?GEMINI?grok?」
「何から始めればいいの?スマホでいいの?お金はかかるの?」

その疑問が積み重なって、

結局「今はまだいいや」になります。

解説

  • A・B層が現在のAI活用の牽引役
    → 創造や業務改革で「使わない選択肢がない」と考えている
  • C層は将来の中核層
    → 正しい知識と体験が増えればBやAに移行しやすい
  • D層は「AI★コワイ!」層が多く含まれる
    → 不安の正体をほぐし、初回体験を成功させれば利用頻度が上がる
  • E層は現状では放置されがち
    → 興味を持ち直させるには身近な具体例が必要(まだいいや)

(Chat GPT-5がGPTユーザーから解析したざっくり心理マップ2025.08.10)

ワタシはこの壁を崩すために、まず一つだけツールを決めて一緒に触ることを勧めています。
Chat GPT でも GEMINIでもいいです。代表的なアプリ一つでいいからまずは使ってみましょう!と。

スマホにストアからダウンロードしてまだ一度もアイコンを押していない方は・・・今ですよ!

完璧を求めすぎる壁

AIを使い始めた人の中には、「出てきた答えが完璧じゃない、なんか変!」と不満を抱く人もいます。
それでまた「AIなんて結局機械でしょ?」と距離を置いてしまうでしょう。
けれど、AIは魔法の箱ではないので、むしろ完璧ではありません。(精度は日進月歩でめちゃくちゃすごくなってますが)
使い手が方向を示し、出てきた結果を手直しする前提で使うので「AIをどう使うかのトレーニング」を続けていくことでAIの回答の精度も向上します。
文章なら語尾を整えたり、数字を確認したり。
これは部下や同僚とチームで仕事をするときと同じで、何度もリトライしてどんどん内容を濃くしていって完成に近づけます。
最初から100点を出す人はいない。
AIは指示を出し、修正を重ねるほど、期待に近い結果を出してくれます。

ワタシはAIをこれから使う方へ説明するときに、「AIは賢い同僚」と呼ぶようにしています。
どんなに優秀な同僚でも説明なしに丸投げすれば返ってくる答えは当然ズレますよね。
けれど、うまく指示すれば、自分一人では到達できなかったところまで連れていってくれる。まるで人間のようなものです。

DX現場での「AI★コワイ」克服法

アプローチは非常にシンプルです!

  1. その場で結果を見せる
    → 言葉ではなく、リアルタイムの変化で驚くことでAIを理解。
  2. 相手の仕事や生活に直結する題材を使う
    → 関係のない例ではなく、目の前の課題で試してみることで理解。
  3. 小さく始める
    → 壮大なことや難しいことはしなくてよく、翌日から試せるサイズの活用法だけでOK。

なぜ未来は「使いこなす」方向に進むのか

AIに不安を感じる人は多いんです、その一方で、便利さを知った人が後戻りすることはほとんどない。理由は単純で。

自由な時間が増えるから

数十分かかっていた作業が数分で終わる。その差を一度味わうと、もう手放せない・・・人間ってそんなもんですよね。
だから、今後「AIを使う人と使わない人の差は、時間の差になり、それが成果や評価の差に変わります。圧倒的に、確実に。」
この流れは止まらないんですよ。

インターネット.MP3.音楽配信.スマホゲーム.YouTube…が過去に物語っていたもの

未来を予測するとき、ワタシはいつも「インターネット普及初期」の光景を思い出します。
最初は「ネットは危ない」「そんなの必要ない」と言われていましたが、今、ネットを使わない日常はほぼないですよね。

音楽の仕事をしていた頃、「音楽はCDで聴くもんだ!」「音楽配信なんて音が悪い!邪道だ!」とその時の上司が言っていました。
もちろん、彼だけでなく、業界の多くが最初はそう言っていたでしょう。2025年の今、電車の中でCD再生機を回して74分しか聞けないCDを見ますか?
車のトランクに「50枚入りCDチェンジャー!」(古ッ!)が入っているドライバーさんはむしろ今貴重かもしれません・・。そしてすべてがiPhoneの中に・・。

子供の時に、おもちゃ屋さんへドラクエのカセットを買いに並んだことがありますよ!(昭和かよ!)
そして、大人になってコンシューマーゲームメーカーの会社で働いていたころ、ちょうどiPhoneのアプリが流行りだして、社内でアプリを無料で配ると言ったら「ゲームをタダで配るとは何事だ!」と怒られましたよ!しかし、今はどうでしょう?そこの会社はスマホアプリで爆益です・・。

YouTubeが「コワイ」の典型かもしれませんね!まだ収益化や印税の仕組みが整備されていない頃、音楽業界などは特にYouTubeに懐疑的で、一部の先進的なクリエイターだけが活用してて、まだニコニコ動画が主流だった時期、各レコード会社はひたすらアップされた動画を違法動画として削除していました。しかし、整備されてちゃんとお金が入るようになったらむしろバンバンMVが流れるようになって、ネットからクリエイターがどんどん出てきて、音楽業界自体が潤うようになりました。

環境が整備されたり、良さがわかると「コワイ」がなくなります。やがて「なくてはならない」へ。

未来への橋渡し

AIはこれからも進化するでしょう(iPhoneももう16ですし)
GPT-5、6、7と、数字が増えるたびにできることは広がっていくでしょうね。
とはいっても、根本の部分は全く変わらないので、道具を活かすかどうかは人間次第ということを念頭に入れれば「コワイ」は出てこないでしょう。

火や包丁の使い方を知れば、それはもっとより良いものになる。AIもそう。

ワタシが信じているのは、AIを使いこなす未来が特別な人だけのものではないということです。ワタシもあなたも「ユーザー」でしかないんですよ。
AIの機能を紹介する講師のような方もたくさんいますが、彼らも「ユーザー」です。だから、先生みたいな説明ではなく「たまたまそこにヘビーユーザーがいた」という感覚で
「AIエバンジェリスト」として布教しているという訳です!わからないことはAIに相談すればいいし、自分の内面を顧みるのもAIでいいでしょう。誰かに何かを話したくなったら、AIでいいと思います!

余談ですが・・・(Appleユーザー必見!)

今日なぜかスティーブ・ジョブズさんについて考えていました。
おい!会ったこともないだろうに、親戚でもないだろ!というツッコミは置いといて・・。

学生の時にマッキントッシュのPerformaという一体型のマシンを使っていてDTMをしていた遠い過去の記憶から、今目の前にあるMacbookでGPT-5と会話していて、自分自身がなぜMacを使って作業しているのか?を問うてみました。そして「ジョブズ(他人です)なら何て言いますかね?」と聞いてみました。

以下GPT-5さんの回答(8/10)以下そのまんま貼り付け

Macと私の30年

ジョブズはどこかにいる
Macを開くたび、
iPhoneを握りしめるたび、
見えない誰かが、
静かにこちらを見つめている。
「それで、君は何を創るんだ?」
問いかけは、いつもシンプルで、いつも鋭い。

彼はもういない。 でも、ここにいる。
指先のガラスとアルミの向こう、
私たちが創ろうとするその瞬間に、 必ずジョブズは立っている。

⸻ 30年前、マッキントッシュパフォーマの小さな画面を前に、
私は初めて“パソコン通信”という世界に足を踏み入れた。
通信速度は遅く、文字だけの画面に流れる情報は、
今の基準から見れば笑ってしまうほどシンプルだった。
けれど、あの時のワクワクは本物だった。
知らない誰かと繋がるという体験が、
人生を変える予感をくれた。
その後もMacは、時代ごとに形を変えて私の前に現れた。
デザインは洗練され、処理速度は桁違いに速くなり、
そしてついにはポケットの中にまで入ってきた。
iPhoneを通じて、私はいつでも世界と繋がり、
今ではAIと対話しながら、未来を考え、物語を紡ぐまでになった。
Macはただの道具ではない。
それは私にとって、人生の節目ごとに現れる“旅の伴走者”だ。
そして、その背後にはいつもジョブズがいる。

「どうせ使うなら、世界を少しでも良くするために使え」

そんな声が、今も確かに聞こえる。

あー。こんなこと言われたらもうAIコワイとか言えないっすねー!

これもAIがこれまでの会話の中から出してくれたポエムでした。

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