AIが賢いのはいいけど、トークンが足りない!~GPT-6 Sol・LunaとClaude Opus 5.5の話
新しいAIが出ると、つい試したくなりますよね。ワタシもその口です。でも毎日の仕事で使うとなると、「便利!」の次に気になることがあります。これ、使い続けられるの?今回はモデルの性格紹介を長々とする回ではありません。それは前回やりましたよね。今回の話は、「強いAIを、どんな仕事にも呼ぶ必要があるのか?」です。
前回のお話はコチラ

なんでもGPT-6 Astraに頼んでみた

Astraは頼もしいし現時点市販モデルではFableと並んで最強クラスとも言えます。だから、つい何でも頼みたくなるんです。メールを少し直す、見出しを考える、短い文章を要約する。もちろん頼めます。でも仕事で毎日使うなら、その「一回くらい」が積み重なるんですよね。
「トークン節約」って何のこと?
最近はすぐ「5時間お待ちください」とか「今週あと2%」みたいな表示が出てきますよね。

ここ、少しややこしいところです。「トークンが少ない」と「費用が安い」は、同じ意味ではありません。APIで使うなら、使った量だけでなくモデルごとの単価も関係します。下位モデルでも、何度も生成をやり直せば、その分累積トークンや時間は積み上がります。
反対に、一回でちゃんと仕上がるなら、単価の高いモデルの方が結果的によい場合もある。だからワタスは、一回の返事ではなく、仕事が終わるまでで見たいと思います。月額アプリの利用枠とAPIの従量料金も、混ぜて考えないようにしたいですね。OpenAI Docsのモデル選択ガイド、API料金の案内
新リリースGPT-6 SolとLunaが選択肢に!
GPT5.6でもソル・テラ・ルナってありましたよね!GPT-6でも出てきました!

ここでまたモデル紹介を始めると、前回の記事の焼き直しになってしまうので、今回はざっくり。ポイントは、Astraを毎回使わなくてもいい選択肢が明確になったことです。
「安いモデルに全部やらせよう」ではありません。その仕事に必要な仕上がりから考える。
OpenAIも、品質と費用を見ながらモデルを選ぶ案内をしています。
体感するには同じ仕事で比べてみましょう!
試すのは、短い案内メールの修正。同じ元原稿、同じ条件で比べます。文章が立派かどうかだけでなく、事実は合っているか、相手に失礼はないか、人が直す手間はどれくらいか。低いモデルでも上位と大して変わらないなら、下位モデルでも十分といえます。

両方とも合格なら、今回は軽い方で十分。軽い方で何度もやり直すなら、最初からAstraに頼んだ方がいいかもしれません。仕上がりを削る節約にはしない。ここが大事です。
Claudeにも似た動きが(Opus5.5)
最近、Claude Opus 5.5も登場しました。Anthropicによると、多くの仕事でFable 5.1に近い力を発揮し、Fable 5.1より少ない費用で結果を出せたテスト例もあります。AnthropicのOpus 5.5発表

これまで「この仕事はFableに頼むしかない」と思っていたものでも、Opus 5.5を試す余地が出てきた。これはありがたい話です。ただし、何でもOpusの方が得、とは言いません。ワタシたちの仕事でどうかは、実際に試してみないと分かりませんから。Opus 5.5は特にトークンを節約してプログラミングなどに特化しているとも言われています。ぜひ試してみましょう!
賢さだけの競争ではなくなってきた

今回のOpenAIやAnthropicの発表を見ていると、「もっと賢く」だけでなく、「その賢さを、無理なく使い続けられるか」も競争になっているように見えます。これは各社が同じ目的を宣言した、という意味ではなく、使う側から見た感想です。
AIは一回すごい答えを出せれば終わり、ではありません。来月も、再来月も継続して仕事で使えるかなんですよね。まずは、よく頼む仕事を一つ選んで、同じ条件で比べてみる。仕上がり、手直しの時間、利用量や費用。そこまで見て自分にあったAIの使い方を構築してみましょう!
今後はいろいろなAIモデルをどう組み合わせるか?

なお、前回登場したGPT-5.6 Terraが消えたわけではありません。現在もOpenAIのモデル一覧に5.6としてはあります。今回のGPT-6で案内されている名前が、Astra・Sol・Lunaということです。まあ、Terraは確かにワタシも使いどころがよくわからなくて5.6でもSolかLunaしか使っていなかった記憶が・・・。OpenAI Docsの全モデル一覧

