【GPT-5.6】Sol・Terra・Lunaってどう違うの?
先日、OpenAIからGPT-5.6に関するメールが届きました。
内容をざっくり言うと、GPT-5.6のモデルについて、料金や処理速度に関する変更のお知らせです。
「なるほど、新しいモデルが出たんだな」と思いながら読み進めていくと、気になる名前が並んでいました。
Sol(ソル)
Terra(テラ)
Luna(ルナ)
……なんだか急に、宇宙の話が始まったような気がしますよね。

Sol、Terra、Lunaって何が違うの?
ケイコちゃんOpenAIからメールが来ました! GPT-5.6の料金と速度が見直されたみたいです!



ほう。それは重要な知らせだな。しかし、Sol、Terra、Lunaとは……新しい人工衛星の話かね?



Excelの関数名より覚えにくいんですけど!
普通なら「Pro」とか「Ultra」とか強そうな名前でランクをわかりやすくつけますが、
GPT-5.6のSol、Terra、Lunaは、単純に「上から順番にすごいモデル」という話ではありません。
それぞれ得意な仕事が違う、いわばAIの担当者違いです。


3人のAI社員だと思うとわかりやすい



3つのモデルは、会社の中にいるAI社員だと考えるとわかりやすいですよ!



AI社員?



はい。難しい仕事を任せる人、毎日の仕事を幅広くこなす人、大量の作業を素早く処理する人。そんなふうに役割が違います!





つまり、仕事によって相談相手を変えるんですね!



何でも一番いいAIに頼めばいい、というわけではないんですか?



そうです。AIも適材適所なんです!


Solは、難しい仕事を任せる専門家



まずはSol(太陽)です。Solは、複雑な問題を考えたり、難しい分析や設計をしたりする仕事に向いています。たとえば、次のような仕事です。
- 複数の課題を含む経営企画
- 新しいサービスや業務の設計
- 複雑なデータの分析
- 難しいプログラムやシステムの検討
- いくつもの条件を踏まえた提案づくり
会社で言えば、「簡単には答えが出ない相談を、じっくり一緒に考えてくれる専門家」というイメージです。



それなら、会社の重要な計画は全部Solに任せればいいのかね?



Solは頼れる相談相手ですが、最終判断をするのは人間です。AIの提案を確認して、会社の事情に合わせて決める必要があります。


Terraは、毎日の仕事を支えるバランス型



Terra(地球)は、知能・速度・コストのバランスを考えた、普段使いしやすいモデルという位置づけです。職場では、次のような仕事で活躍しそうです。
- メールや案内文の下書き
- 会議メモや議事録の整理
- 長い資料の要約
- アイデア出し
- 社内文書のリライト
- 日常的な調査や情報整理



毎日のメールや議事録なら、Terraに相談すればよさそうですね!



私のExcel作業も、まずTerraに相談していいんですか?



もちろんです。表の整理方法を考えたり、関数の使い方を確認したり、日常業務の相談相手として使えます!


Lunaは、大量の定型作業をこなすアシスタント



Luna(月)は、同じような作業を大量に処理したり、定型的な整理をしたりする仕事に向いています。たとえば、次のような場面です。
- 大量の問い合わせを分類する
- 文書を種類ごとに仕分ける
- 定型的な要約を作る
- FAQの下書きをまとめる
- アンケート回答を整理する
- 大量のデータを一次確認する



一件一件を人間が手作業で処理するのではなく、まずAIに整理してもらい、人間が必要な部分を確認する。そんな使い方と相性がよいモデルです。



そうか! では、このFAXの山を全部まとめてくれんか!



大量の分類はLuna向きなんですね。ただし、その前にFAXをPDFなどのデータにする必要がありますよ~!
3つのモデルを仕事で使い分けると?
Sol(ソル)
難しい仕事、考える量が多い仕事。
複雑な企画、重要な分析、システム設計など、条件が多く、じっくり考える必要がある仕事です。
Terra(テラ)
毎日の文章や資料整理
メール、議事録、案内文、資料の要約など、日常的に発生する幅広い仕事です。
Luna(ルナ)
同じ作業を大量に繰り返す仕事
分類、定型要約、一次整理など、人間が一件ずつ行うと時間がかかる仕事です。


Fast modeは、AIが賢くなる機能?
Fast modeは、AIの知能を別のものに変える機能ではありません。
急いで回答を受け取りたいときに、速度を優先するための選択肢です。



早くなるなら、いつでもFast modeでよいのでは?



急ぎの仕事には便利ですが、通常の速度で問題ない仕事に毎回使う必要はありません。時間をお金(トークン)で買う選択肢、と考えるとよいですよ!たとえば、すぐに確認したい障害対応や、時間が限られた作業では便利です。一方で、翌日までに読めばよい資料の要約などは、通常の速度でも十分かもしれません。
トークンってなに?



トークンとは、AIが文章を処理するときの単位のようなものです。
難しく考えず、AIが運ぶ荷物の数だと思ってください。車でいったら「ガソリン消費」(燃費)みたいものですね!
- AIに渡す資料や会話:AIに運ぶ荷物
- AIが返す回答:AIから返ってくる荷物
- 長い資料や長い回答:荷物が増える
- 何度も同じ資料を渡す:同じ荷物を何度も運ぶ


AIを節約して使うコツ
まとめ:AIも適材適所です。
キャンプにスポーツカーは不向き!近所のスーパーにトラックで行くのはちょっと・・・!というように。
- Sol=難しい道を走る高性能車
- Terra=普段使いのバランス型
- Luna=荷物を大量に運ぶ車
- 「一番高性能なAI」ではなく「目的に合うAI」を選びましょう!
Sol,Terra,Lunaのモデル選びは行き先にあった「車選び」そして、「燃費」なのかもしれません!
