全部Soraでつくってみましょうか?という雑談から始まった。
先日、サウンドプロデューサーの黒川氏と久々に「久しぶりだね~」とオンラインで会話をする機会がありました。
彼はもちろんこれまで映像制作には携わってきましたが、意外にもAIはほとんど使ったことがなかったと言っていました。
そこでワタシは「AIエバンジェリスト」として、Google Meetやチャットを使ってSoraの活用方法を激推ししてみました。
プロンプトの工夫や映像生成のポイントを伝えたところ……なんと、あっという間に素晴らしいミュージックビデオが完成したのです。
映像には、海外のクラブで踊る人々、DJが繰り広げる熱狂、壮大な風景が!数日で・・・。
もしこれをリアルで撮影するとしたら、出演者の契約、撮影場所の許可申請、機材やスタッフの手配と、膨大なコストと時間がかかります。
しかし今回は、それらが一切不要。黒川氏の表現力とプロンプトで数百の映像を生成して、イメージにあった映像を切り出すセンスがあってそこですが、とSoraの可能性が組み合わさり、ほんの短時間で音楽をイメージした映像が完成したんです。
黒川氏は完成した映像を見て、こう語ってくれました。
「いままであった壁が、急に消えたような気がする。」
この言葉に、ワタシも深くうなずきました。AIの最大の価値は、ただ効率化することではなく、クリエイターの表現力を「ブースト」することにあります。
特にプロンプトを自在に操れるようになると、それはもう「プロンプトクラフター」。頭の中にあるイメージがそのまま形になっていく感覚は圧倒的です。
ちなみに今回の音楽自体は、黒川氏が過去に制作したオリジナル作品。それに対し、映像は100%Soraで生成しました。
つまり「音は過去から、映像は未来からやってきた」わけです。
作品が時空を超えてアップデートされる……なんともロマンがある話ではないでしょうか。
ぜひこちらからご覧くださいね!