GPT-6 Astraで3Dモデリングしてみた(3日目)CodexでBlenderを自動操作!……ただし、トークン切れも起きました。
前回までのあらすじ
前回までで、Blenderを13年ぶりに入れ直した3D超素人のワタシが、GPT-6 AstraとCodexを使って魔法剣士ケイコちゃんを作り始めた話を書きました。
初日は「開始5分でVer0.1ができた! すごい!」からの、「なんやねんこの顔と体型は……」という、なかなか笑えるスタート。二日目は、ひたすら修正を重ねてVer40台まで到達しました。
そして三日目。
結論から言うと、Ver44あたりの状態からVer72まで進みました。全身のシルエット、装備、髪、顔、そして保留していたマントや剣まで、少しずつ「魔法剣士ケイコちゃん」らしくなってきています。





ただし今回(3日目)は、実稼働は10時間程度でした。
2日目にGPT-6 Astra(高)をかなり全力で回していたら、週間トークンがほとんど残っていなかったからです。AI時代の3D制作、突然の「スタミナ切れ」が発生します。人間だけでなく、AIにも作業枠という現実がある。(エネルギー切れかよ!)
CodexとChatGPTを同時に動かす方式にしてみた
Codex GPT-6 Astra(高)の役割
Windows上のBlenderをエージェントとして実際に動かしてもらう。
モデルやスクリプト、過去バージョンを確認し、修正し、保存し、レンダーまで進めてもらう。
ChatGPT 5.6 Terra(高)役割
ChatGPTには、制作画像(崩れたVerがあれば)を見せながら、
- どこが元イラストと違うのか
- 次に直すべき優先順位は何か
- Codexへどう指示すると誤解されにくいか
- 修正指示を文章としてどう整理するか
を相談します。
つまりワタシは「何を目指すか」と「出来上がったものをどう評価するか」に集中し、CodexはBlender内での反復作業に集中する方式です。
本当はCodexの中だけでも、考えることと作業することは完結できます。でも、ワタシの場合はあえて別チャットのChatGPTを制作会議室にしました。
そして、「会議室」をあえて5.6Terraにすることでトークンの節約をしてみました。
「この胸の形、なぜ変なのか?尖ってない?」
「膝当ての構造は元絵だとどうなっているのか」
「次の指示をどう書けば、既存パーツを壊さずに済むのか」
こういう対話を切り出しておくと、Codexには黙々とBlender作業をしてもらいやすい。AIを一人の万能作業者として使うより、役割別に配置する感覚です。
髪がヘルメットだった問題
今回、特に大きかったのは髪の修正です。
初期のケイコちゃんは、髪が「ピンクのヘルメットを被った人」みたいになっていました。ボブヘアーなのに、頭の丸い塊に前髪を貼り付けたような感じです。
まるでレゴブロックの人形カツラパーツ?
3Dに慣れている人であれば当たり前の基礎なのですが、3D超素人なので今更気づきました!
髪の毛ってフサフサレイヤーになっているよね。



進んだ。しかし、手戻りもかなりあった!
Ver番号だけ見ると、Ver44からVer72まで一気に進化したように見えます。
実際には、そう単純ではありません。
髪はよくなったけれど、肩パッドやブーツが前のバージョンより簡略化されてしまった。腰ベルトは改善したけれど、ポーチの向きが逆になった。胸部を直そうとしたら、今度は貧相になった。顔を整えたら、鼻や口、頬の立体感が別の方向へ行った。
3Dモデルは、ひとつの部位を直すと、別の角度・別の部位で違和感が出ます。
しかもケイコちゃんは人物モデルです。正面だけ見て良くても、斜め、横、下から見たときに破綻していたらダメ。人体、衣装、装備、髪、リグ、素材、カメラ……全部がつながっています。「AIに頼めば一発で完成」では全然ありません。
でも、人間がBlenderの操作を一から思い出し、モデリングの基礎を数か月かけて学び直してから人物モデルに挑戦していたら、ワタシは高確率でまた挫折していたと思います。
マントと剣も、ようやく形になってきた

そして、ずっと後回しにしていたマントと剣にも手をつけました。
人物の素体や衣装がまだ完全ではないので、最終調整はこれからです。それでも、肩に装備があり、腰にポーチがあり、剣とマントが加わると、単なる3Dの女の子ではなく「魔法剣士ケイコちゃん」としての輪郭が急に見えてきます。
まだまだ、完成ではありません。
顔、胸部の立体感、手や指先、装備の細部、髪の毛束感など、まだ直すべきところはたくさんあります。
最初のVer0.1を見返すと、「3日で本当にここまで来たのか」と思います。
3日目のまとめ
三日目は、AIの能力そのものよりも、AIとの役割分担を覚えた日でした。
ワタシが判断し、ChatGPTと対話して修正方針を作る。CodexがBlenderで作業を回す。出来上がったレンダーをまた見て、次の指示を出す。
この循環が回り始めると、3D超素人でも「完成までの道筋」は見え始めます。
まだ難航中。でも、確実に進んでいる(はず)
完成するまで続けますので、次回もお楽しみに!!



