最近やたらと「AIエージェント」

「AIエージェント」という言葉、急に増えていませんか?Youtubeの動画もSNSも「乗り遅れるな!」とか「ChatGPTとGeminiは古い!」と煽っている広告動画も・・・(笑)
それは、ChatGPTのような「対話AI」はもう皆さんの生活の一部になって浸透しているということなのでしょう。
AIのアップデートはかなり速いもので、数か月前のトレンドはもう昔のことに思えてしまうくらい爆速で進化しています。働き方もそう。
2025年後半から~2026年は「AIが自分で考えて動く時代」フェーズに移っています。
AIエージェントって対話AIとどう違うの?
ケイコちゃんAI君〜、最近「AIエージェント」ってよく聞くけど、普通のAIと何が違うの?



いい質問だね。ケイコちゃん。今までは「会話するAI」、これからは「自分で仕事するAI」なんです



ほう…つまり、部下が一人増えるようなものか?



まさにそれです。しかもワタシのように優秀すぎる部下なんですよ



おい!自分で言うのかッ!
その象徴が、今回取り上げる「Claude Code」とは何か?
ここで登場するのが「Claude Code」


これは一言でいうと「作業までやるAI」です。
①コードを書く
②ファイルを編集する
③テストする
④Gitにコミットする
・・・などなど
言われたことを実行まで完了するAI


従来のClaude(会話AI)は「相談役」で作業自体は人間がやらないといけない。
Claude Codeのような「AIエージェント」は「実務担当」で、ゴール(目的)だけ設定しておくと、それに向かって自分で方法を考えて完了まで実行してくれる。
という違いです。



えっ…つまり「この資料作って」って言ったら最後までやってくれるってことですか?



そう。途中で聞き返してこないAIとも言えます!勝手に仕事を終わらせてくれます。



それは便利だが…ちゃんと安全なのか?



とはいえ、最新のアップデートでは(2026.03時点)Claude Codeの自動判断モードで「安全な操作はAIが自動判断」「危険な操作だけ人に確認」という形も取れます。



具体的にバックオフィスだとどういうことをしてくれるの?



まさに「スタッフが増えた」というのが正解に近いです。また、人間でも一人の人に何でもやらせるよりも複数の人に分業させると効率が上がるように「AIエージェント」も分業・チーム化することでさらに進化するんです。
AIの活用方法の進化


- レベル1:検索AI(答える):AIにとりあえず聞いてみよう的な2024年くらい主流の使い方、ツールの一つ的な扱い
- レベル2:対話AI(考える):AIと考察したりして、深堀りができるようになった2025年くらいの使い方
- レベル3:AIエージェント(動く) :人間がゴールをAIに指定して、そのゴールに向かってAIが自律的にPCを動かして完了させる使い方
- レベル4:AIチーム(協働する):AI同士に役割を与えて、AIたちが相談しながらゴールに向かって自律的に動く使い方



例えば、AIの一つを「会議議事録担当」にすると、そのAIエージェントは、①会議の録音 ②録音データの文字おこし ③議事録の要約作成 ④要約ファイルのドライブ保存 ⑤人間の社員への議事録作成完了通知 といったようにゴールが「議事録を作ってみんなに知らせて!」とすると、そこまで自律的にやってくれるんです。



うわー!私がやっていたこと全てやってくれるって嬉しい!
今までは「AIを使う」だったけど…
これからは「AIに任せる」なんですね!
AIエージェントにAIを使わせることもできます。
作業者 → 指示者 → 設計者(プロデューサー)



…ということは、我々の仕事は減るのか?



いえ、「指示の出し方」が仕事になります。



そうだな、部下にどう指示するかも大事だな・・・。



そのためにも適切な指示をする「日本語力(日本語で指示するなら)」も試されます!部長が人間の部下に指示する時と同じです。
人間は仕事(といっても実際には「作業」)をAIエージェントに任せることによって、AIをマネジメントすることが仕事になっていきます。



つまり私は「AI部下を持つ部長」になるわけか…



部長、それ…AIの方が仕事早かったらどうするんですか?



……評価制度を見直そう



(そこなんだ)
Claude CodeにAI自体を使わせることも・・・





Claude Codeでは、AIエージェントにChatGPT,Geminiをはじめ、さまざまなAIやツールを「自律的に操作させる」こともできます。そして、毎日ルーティンになっている作業や報告書も目的を指示して完了させることができます。



今のところClaude Codeがトレンドだけど、AIの世界あるあるで、またすぐに他社が追い上げてきて、どんどん新しいものも出てくるんでしょ?



テクノロジー的に、そうだと考えられます。ですが、AIエージェントという働き方は今後も一般化していきますので、早く慣れておくことに越したことはないでしょう。



あああああ!Saas id Dead!!!!
そして、AIエージェントによってSaasは終わるのか?
SaaSは“すぐには終わりません。ただし、そのままでは生き残れません。
このところ「Saas is Dead(Saasはおしまいだ)」という議論がホットになっています。この議論でよくある誤解は、「SaaSが全部なくなる」という極端な理解です。
実際に起きているのは仕事の在り方、取り組み方のような、もっと構造的な変化です。
なくならないSaasとは?
それがないと業務そのものが成立しないSaas




例えば、Adobe(デザイン制作基盤)やSalesforce(顧客管理基盤)のような「それがないと業務そのものが成立しない」Saas。
これらは単なるツールではなく「業務インフラそのもの」です。AIエージェントが登場しても、これらの基盤を完全に置き換えるのは現実的ではありません。
というより、AIがこれらを「使う側」に回るという形で共存していきます。
消えていく可能性が高いSaasとは?


「ガワ(UI)+API」だけで成立しているSaaS
一方で影響を受けやすいのが「ガワ(UI)+API」だけで成立しているSaaSです。AIアプリバブルでとりあえず作ってみた感のあるアプリが例えばAppleやGoogleのアプリストアにも溢れかえっていることでしょう。
- ちょっとした自動化ツール
- 入力代行的なアプリ
- 単機能の業務支援ツール
これらはClaude CodeのようなAIエージェントが直接代替できる領域になりつつあります。
なぜならAIがAPIを直接叩けば画面そのものが不要になるからなんです。
社内でAIエージェントを設計(導入)できる人がまずは必要。
とはいえ、AIエージェントでSaasが「すぐには終わらない」のか?
AIエージェントはある日突然会社にやってこない
企業の中でAIエージェントを活用するには
- 業務フローの理解
- ツール連携の設計
- リスク管理
- 社内定着
といった
AIエージェント自体を設計できる人材が必要
AIが優秀でも、それを使いこなす組織がないとAIエージェントはいつまでも会社に来ないし、Saasはすぐにはなくなりません。
大企業でもない限り「AI専任担当」なんていません。中小企業ではまずは現在の仕事を回していくことが優先で、それまでSaaSは当面、人が使う前提で残り続けます。
AIエージェントによってSaasアプリを毎月支払う必要もなくなり、アップデートを待つことも、開発会社に依存することもなくなります。サポートセンターに問い合わせる手間もなくなり、そもそも社内の人件費も節約になります。
ということで、これまでAPI連携のSaasガワガエアプリ開発の企業にとっては、どういう方針転換をするかが課題になっています。そして、企業側はAIエージェントを社内に浸透させることのできる人材を確保・育成することが重要になってきます。
職場計画では「AIエージェントって何?」「AIエージェント導入してみたい」というご相談に対応しております!お気軽にフォームよりご相談ください!
