【AIまんが】AIでベンダーロック解除!~古いシステムってどうしたらいいの?~【オンプレミス】

お疲れ様です、ワタシです。

最近、中小企業さんや商店街さん、各種団体さんからこんな相談を受けることが増えてきました。

「昔作ったシステムが誰も触れない」

「作った会社がもう無い」

「更新できない」「そこまで使わないのに入れ替えに700万円かかる」

実はこれ、日本全国の中小企業さん、団体さんではかなり多い課題です。

今回は、そんな「あるある」をテーマに、マンガ形式で「AI時代のシステムの考え方」をまとめてみました!
もちろんマンガは対話構想をAIでしながら「ChatGPT5.5(Images2.0)」に描いてもらいましたよ!

目次

【最初に】まずは今回の登場人物設定

マンガを作るときにお話のキャラ設定や物語の設定をAIと対話すると作りやすくなります!

■ 第1話「事務局の隅にある謎のWin7」

当時は一人のスーパーエンジニア手作りのシステムが結構あった!

商店街事務局の隅に、なぜかずっと電源が入りっぱなしの古いWindows7マシン。

昔よくあった、プリンタを上に置くPCデスクに、黄ばんだデスクトップPC。

「絶対に触らないでください」

という紙まで貼ってあります。いや怖い怖い(笑)

こういうPC、意外と本当にまだ現場に存在します。

しかも現場の方に聞いてみると、「これが止まると困る」「でも誰も触れない」というケースが非常に多く、かといってどうしていいかわからないからWin7のマシンだとしても電源が入っていてネットにもつながっている(完全スタンドアロンのものさえある)のを見かけます。

■ 第2話「AIエンジニア、登場」

AIって使い道が自由自在

そこへ登場するのが、Claudeを使いこなす今風エンジニア、鈴木さん(仮名)。

ここで重要なのが、鈴木さん(仮名)は「スーパー天才プログラマー」ではないことなんです。むしろ・・・

AIを日常的に使う
ドキュメント化する
分析する
整理する

という、「AIネイティブ世代」のエンジニアです。

昔は、こういう人が強かったかと思います。

「全部オレの頭の中に入ってるから大丈夫」

「夜中でも対応できますから大丈夫」

「社内でこの人がいないとダメ」

ここ数年で顕著に変わったのですが、「AIと一緒に整理・共有できる人」のほうが強くなってきています。もちろん、スーパーエンジニアでこれが更にできる人が最強クラスと言っても過言ではないでしょう。

時代変わりましたよね。

■ 第3話「救うべきはWin7ではなく“中身”」

Win7上にあるシステムをAIで改良するわけではない・・

ここが今回一番重要なポイントです。AIでいろいろできるんだったら、そのシステムも(例えばClaudeで)その場で直してくれるんでしょ?と思ってしまいますが・・

鈴木さんはまず、

「Windows7をネットにつなぎ続けるのは危険です」

と言ってましたね!システム以前に「それ」を使い続けることでのセキュリティ面を指摘していました。

つまり、そもそもなのですが

古いWindowsを使い続けるという発想自体を手放す

これが重要で、本当に必要なものは「システムというプログラム」なのか「そこに入っているこれまでの蓄積データ」なのか?

会員データ
売上情報
PDFテンプレート
イベント管理
業務フロー

これらを取り出して、AIで解析して、今の時代に合わせて再構築していくことができれば

「20年前の巨大オンプレシステム」である必要性がなくなります。

■ 「700万円かけて作り直し」は本当に必要?

昔は・・・。

独自システム
独自DB
専用サーバ
専用保守
専門業者

という、「全部入り構成」が普通でした。

しかし、10年位前からSaasが一般的になっていき

会員管理 → SaaS
更新 → CMS
帳票 → PDFサービス
集計 → スプレッドシート
通知 → LINEやメール・Slackやチャットワーク

みたいに、必要な機能を汎用のSaasで組み合わせれば解決するものもかなりあります。

さらにAI活用によって、

開発速度
ドキュメント整理
移行作業
業務整理

も大きく変わってきています。

つまり「昔と同じ構造を、昔と同じ方法で、高額に再構築する」必要性はない。

■ ベンダーロック解除という考え方

今回のテーマでもある「ベンダーロック解除」

簡単に言うと、

「その会社しか触れない」状態から抜け出すこと。

これ、実は中小企業や団体にとってかなり重要です。

なぜなら、

担当者が辞める
開発会社が倒産する
保守費だけ高い
誰も仕様が分からない

ということが本当に起きるからで、今後もAIの発展によって「AIを活用できている開発会社」と「そうでない開発会社」によって運命も変わってきます。

だから今後は・・・クライアント(IT会社から見て「顧客」)側から見ても

誰でも理解できる
他の開発会社に引き継げる
社内でも小さく改善できる
柔軟に変えられる

自分たちもちょっと理解できる設計が、かなり重要になっていくと思っています。

■ AI時代のDXは「未来づくり」

AIというと、「仕事が奪われる」「全部自動化」「リストラ待ったなし!」みたいな話になりがちですが、
ワタシは少し違う見方をしています。

AIは、「誰にも読めなくなった技術」「止まりかけた仕組み」を、未来へつなぎ直す道具にもなれる。

特に大きな予算や時間をかけることが困難な地方や中小企業では、これから本当に重要になってくる気がしています。

古いシステムを延命する時代から「データと業務の未来を作る時代」へ、小さく始めて柔軟に改善していく。

そんなDXが、これからは増えていくのかもしれませんね!

■ ご注意:「AIで解析する前に」大切なこと

ここまで読むと・・・。

「じゃあ古いシステムを全部AIに読ませればいいんだ!」

と思うかもしれませんが、実際にはいくつか重要な注意点があります。

■ システムには「権利」がある場合があります

まず大前提として・・・契約書を確認!

開発会社
発注元
保守会社

の契約内容によっては、

ソースコード
DB構造
プログラム

などに権利が残っている場合があります。

「著作権は開発会社側」
「再利用禁止」
「解析禁止」

などが契約に含まれているケースもあります。

そのため、「古いから自由に触ってOK」とは限りません。まずは契約書や現在の権利関係を確認することが大切です。もし、会社が倒産などして、権利を引き継いだ会社が何もできないのであれば一旦事情を話して交渉しましょう。

■ 「現役稼働中」なら特に慎重に

さらに怖いのが、現役で動いているシステム。

例えば・・・。

会員管理
売上データ
顧客情報
在庫
会計連携

などが今も動いている場合、不用意に触ると本当に止まることがあります。

しかも古いシステムほど、バックアップ不明、復旧手順なし、誰も構造を知らないというケースがあります。

そのため、

「まずバックアップ」「コピー側で解析」「本番を直接触らない」

これは非常に重要です。

■ AIは「魔法」ではありません

ClaudeやChatGPTなどのAIは非常に強力です。Claudeでコード解析や生成したり、ChatGPTのCodexもレビューに活躍しますが・・・。

古い独自仕様
壊れたデータ
複雑な依存関係
特殊な業務ルール

まで、完全自動で全部理解できるわけではありません。独自仕様すぎるとできないこともあります。

だからこそ、

現場を知る人・業務を知る人・ITを理解する人(AIもITも両方わかる人)

が一緒に進める必要があります。

■ それでも「見える化」する価値はある

とはいえ、「誰も分からないから触れない」状態を放置すると、セキュリティリスク・属人化・高額保守・更新停止がいつまでも解決せずについて回ります。そして現場は思考停止に陥ってしまいます。だからこそ今後は、

「全部作り直す」だけではなく、「今あるものを安全に見える化する」

という考え方が、かなり重要になっていく気がしています。

■ 「高かったから捨てられない」

実際に現場でよく聞く言葉があります。

「当時、数百万円かけて作ったシステムなんですよ…」

「捨てるのは、もったいなくて…」

これは本当によく分かります。

昔は、「オンプレサーバ」「独自開発」「専用ソフト」「長期保守」が当たり前で、システムは「資産」そのものでした。

しかも、当時としては最先端。現場を支え、業務を回し、地域や会社を支えてきた超優秀なシステム。

だから簡単に、「古いから捨てましょう」とは言えません。補助金ガッツリ投入して成果発表したシステムなどもなおさら・・。

とはいえ、時代は少しずつ変わってきています。今大切なのは、

「昔の構造をそのまま維持すること」ではなく「中にあるデータや業務の価値を、これからどう活かすか」

なのかもしれません。

「誰も触れないシステムがある」
「古いPCが止められない」
「入れ替え見積が高すぎる」
「このままで大丈夫か不安」

そんな状況がありましたら、一度「整理」から始めてみませんか?

全部をすぐ作り直す必要はありません。

まずは、「何が必要で、何を残すべきか」を一緒に考えるところからでも大丈夫です。

職場計画ではオンプレレガシーシステムでお困りの中小企業様をAIでどう解決するかのご相談を歓迎しています!

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