Wordが使えない!今すぐ来てくれ!(Office2013~2019を使い続けるおじいちゃん)

Wordが使えない!今すぐ来てくれ!(Office2013~2019を使い続けるおじいちゃん)

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ある日突然Officeが止まったおじいちゃんと、買い切りOffice時代の終わり

ある日のこと。仕事中の絵久世センパイのもとに、一本の電話がかかってきました。

「大変だ!Wordが使えなくなった!」
「ログインしろって出てくる!」
「コワイ!」
「今すぐ来てくれ!」
「Wordがないと困る!」

絵久世センパイ

「Wordが使えないというのは具体的にどういうことでしょうか?わかる範囲でいいので教えてください。」

おじいちゃん

Wordをつかおうとしたら、アカウントでログインしてくれって出てきて、Wordが使えないと困るんだよ!すぐ来て!!

ケイコちゃん

(WordじゃなくてもGoogeドキュメントや他のアプリじゃダメなのかなあ?)

おじいちゃん

Wordが使えないと、会報が作れないし、手紙もかけないんじゃ!プロダクトキーってなんだ?

実は最近、Office2013~2019を使用しているユーザーにポップアップが出るようになった。

とにかく急いで来てくれという困窮したおじいちゃんの電話の末、絵久世センパイはおじいちゃんの自宅へ営業車で20分の所へ向かう。

おじいちゃんのデスクトップPCの画面には

「マイクロソフトアカウントでログインしてください(またはプロダクトキーを入力)」

とポップアップが出てきた。WordでもExcelでも、Powerpointも同じ画面が出てくる。

そこでWordのプロパティを見てみると・・・

MS Office 2019

Office 2019は2025年10月14日にすべてのサポートが終了しており、セキュリティ更新やテクニカルサポートが提供されません。

そう、最近MS Officeの古いバージョン、サポート切れのアプリを使っているとこのようなポップアップが出てきて、MSアカウントでログインして確認したり、プロダクトキーを再度入力することで回復する。しかし、おじいちゃんは・・・。

おじいちゃん

マイクロソフトアカウントってなんだ?使ったことないぞ!
プロダクトキーってなんだ?Wordは昔息子が来て設定してくれたからわからない!

絵久世センパイ

パソコンを買ったときに説明書みたいものや数字の羅列が書いてあるカードやCD-ROMみたいものはありますか?

結局、おじいちゃんの手元にはそれらしきアカウントもプロダクトキーも見当たらなかった。(

オフィスにもどるも

プロダクトキーが見つかればいつものように続けてOffice2019を使うこともできるのですが、サポートも終了し、セキュリティの部分もリスクがあるので、できれば現行バージョンにアップグレードするのがおすすめです。

実は本題はここから・・・なぜWordじゃないといけないのか?

ケイコちゃん

どうしておじいちゃんはあんなにWordにこだわっていたんですか?Googleドキュメントとか他のアプリでも代用できるんじゃ?

部長

そうなんだけど、これには世代特有の「歴史」が関係しているんだよ。大体70代前後の人がWordや今でも一太郎を使っている人もいますよ。ワープロを知っていればなおさら・・・。

ケイコちゃん

ワ、ワープロってなんですか?

おじいちゃん世代にとって、

Wordは文書作成アプリではないんです。

Wordはワープロが進化したパソコンである。

手紙を書く → Word
町内会のお知らせ → Word
チラシを作る → Word
写真を並べる → Word
イラストを入れる → Word

すべてのことをWordだけでできてしまう強者も存在します!

そして、おじいちゃんが現役バリバリ働いていたころ(1980年代~90年)はまだパソコンは一部の人しか持っておらず、オフィスや家庭にあったのはシャープやNECなどの「ワープロ(ワードプロセッサ)」ではないでしょうか?ワタシの家にも幼い時「文豪」とか「文豪MINI」とか「書院」というワープロがあって父親がひたすら白黒ディスプレイに文字を打ち込んでいた記憶があります。そして、Windowsが誕生し、会社にもパソコンが導入されていくと、デスクトップPCにCRTディスプレイ、各端末の横や上にプリンタ、そして「一太郎」や「Word」が出てきておじいちゃんたちの若いころの業務に革命を起こしたことでしょう。これってまさに、今、ワタシたちがAIと出会った時の衝撃と同じなのかもしれません。

今も昔も「衝撃」があったのは同じかも・・・その成功体験が貴重なのでしょう。

Officeの話に戻りますが

Office 2019は、もう安心して放置する環境ではないので・・

「動いているから大丈夫」ではないということです。

古いOfficeは

  • セキュリティ
  • 互換性
  • ライセンス管理
  • OSとの関係
  • アカウント連携

などで、少しずつ問題が出やすくなります。

そして今回のように、

「サインインしてください」「プロダクトキーを入れてください」

となった時に、「あれー!どこにあったっけ?あの紙捨てたっけ?」誰も情報を持っていない。これが一番困ります。特に昔のアプリだと特にわからない。

Googleドキュメントを教えても、なぜWordに戻るのか?

実はケイコちゃんが言うように、センパイは以前、おじいちゃんにGoogleドキュメントやスプレッドシートの使い方も説明していました。Googleアカウントも作って・・・。

しかし、気づくとおじいちゃんはさっぱりGoogleを使わず、Word一直線でした。Slackもチャットワークも使い方レクチャーしましたが、結局、FAXと電話でした。

おじいちゃん

Wordじゃないとダメ!

これは、機能の問題ではありません。操作の記憶の問題です。Wordは知っている。Googleドキュメントは知らない。Wordなら保存場所の感覚がある。クラウドは不安、パソコンの中に無いってことが眠れない。自動保存はもっと不安。文書消えてしまうんじゃないか?って。

だったら、買い切り版のWordでPCに保存すればいいよね!

と新しい道具を覚えるコストより、古いWordを復旧させる方が本人には安く感じるんです。変化ってカロリーかなり消費しますから!

ただ、時代はどんどんクラウド、Saas、もっと家がAIエージェントなど、ワタシたちを待ってはくれません。便利を超えて追いつけないくらいになっています。

「ソフトを所有する時代」から「サービスを利用する時代」への変化

古いOfficeを使っている場合はこれからどうすれば?

方法
Microsoft 365へ移行する

WordやExcelを今後も使いたい人向け。

クラウド保存や複数端末利用がしやすく、常にサポート対象の環境を使いやすくなります。

ただ文書をつくるだけでなく、Copilotを活用したり、Teamsを使って仲間とやり取りしたりできることはいっぱいあります。

アカウント単位になるため、複数のPCを持っていても、自分がログインする端末であれば作業の続きがどこでもできます。

STEP
サポート中の買い切りOfficeへ移行する

どうしても「買い切り版がいい」という方は、まだ2024年版などの買い切りを購入するのもアリです。

しかし、これもまたいつかはサポート終了になってしまい同じ状況になりかねないので時間稼ぎにすぎないかもしれません。

STEP
Googleへ移行する

Googleは無料アカウントでも結構いろんなことができますし、少額の課金でも結構幅広くオフィスで使えます。

Googleアプリで脱・Wordにチャレンジしてみるのもいかがでしょうか?

Geminiも活用できます!

大事なのは、「Wordをやめること」ではありませんよ!

できるだけ最新バージョンのWordを使って365に慣れていきましょう!仮にWordが使えなくても代替のツールを使えるようにしておくこともDXの一つです!

ぜひ皆さんも近くに「Wordがないと生きていけない!」という方がいらっしゃいましたら教えてくださいね!

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